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ONE KILN CERAMICS Friendship Store
ONE KILN CERAMICS Friendship Store
ONE KILN CERAMICS

初めて自分の窯を持った時、すごくうれしかったのを覚えています。このひとつの窯さえあれば、どんなアイディアだって表現できる、誰とだって一緒にものづくりができるはず。そんな思いで、“ONE KILN” という名前をつけました。 東京のデザイン専門学校で、プロダクト、インテリア等を総合的に学ぶなかで、自分の手で素材を感じながら創作をしたいという気持ちが強くなり、有田焼窯元での修行を経て故郷の鹿児島でONE KILNを立ち上げたのです。 当初、独自性を求めて、桜島の火山灰を釉薬に用いた“ASHシリーズ”を展開し、これが県内外で取り扱っていただくきっかけとなり、ものづくりを通して、人と繫がる楽しさを知りました。 次に目を向けたのは自分の本籍地である坊津です。薩摩半島の最南西端に位置するこの町は、温暖な気候で、美しい海に面し、山の湧き水と潮風によって豊かな土壌が育まれ、そこで野菜や塩を作る人たちと巡り合いました。この人たちに感化され、坊津の土を使って生まれたのが“CULTIVATEシリーズ”です。 これを機に、他の分野で活躍する国内外のクリエイターとの関わりが深まり、鹿児島から世界に向けて発信、表現していこうという発想が芽生えました。そして、ONE KILNのロゴマークにある“MADE IN KAGOSHIMA”には「鹿児島と世界を繋ぐ」という新たな思いが加わりました。 自分にしか作れない器を作りたい。陶芸を始めた時のその思いは、時を経るにつれて、食卓に集まる人を楽しく豊かな気持ちにしたい、他のクリエイターと共にそれに関わっていきたいという思いに変わってきました。未だ試行錯誤の中にいますが、同じ思いをもつ仲間たちに、故郷の良さを知ってもらい、共にものづくりをすることが本当にやりたかったことなのかもしれません。 ひとつの小さな窯に灯った「火」がどんどん広がり、社会をポジティブに変えていく。そんなイメージを保ちながら、自由で、創造的な環境の中で、心から信頼できる仲間たちと共に手掛けたものを“Friendship Store”に溢れさせたいと思います。 ONE KILN 城戸 雄介